タンドラのうんちく(第3回)~タンドラ購入への道標

2015年01月02日

2007年以降のモデル

 今更ながらではありますが、新しくなったタンドラのうんちくを述べます。男顔?ダッジ顔?になったタンドラはやっぱりピックアップ好きの心を鷲掴みしました。
日本では確かに大きいですが、でも以前のモデルのダブルキャブと乗った感じは大差ない気も致します。
一番の向上点は剛性感のアップとより洗練された、でも無骨なそのスタイリングでしょうか。すべてに最新鋭のトヨタの技術をふんだんに織り交ぜ、でも排ガスや排気音・燃費には細心の注意を施した仕上がりでしょうね。
でもトヨタの車の問題点は、特に最近感じる事ではありますがその画一的な味付けでしょうね。正直言ってビッツのイメージと同じような感覚を感じてしまうのは私だけでしょうか?決してクオリティが悪いとかセンスが悪いとかではないのです。むしろ文句のつけようがない感じがします。
でも作り方が良い意味でも悪い意味でもトヨタ的なんですよね。
特にタンドラだから・・・とかタコマだから・・・とか言うのではなくて皆同じに見えてしまう(室内の内装の雰囲気とエンジンの味付けに限っては特にそう感じます)。
 結局外観もダッジ→日産タイタン→新型タンドラと言う風に見ていくとああ!参考にしているんだろうなと誰でもきっと思う事でしょう。でもまあ良い物は良い、売れる物を作ると言う考えは確かに間違ってはいないから世界制覇を目指すトヨタには当たり前の答えなんでしょうね。
 ちょっと批判めいた話を書きましたが、そんなの関係ないほど良い車なんです、タンドラは!トヨタ買っておけば間違いない!と言う言葉は間違っていません。後は各人の好みとその感性がこの車を選ぶかどうか。選ぶでしょうね普通は!

 

この車を選ぶ理由

 この車を輸入するあたって関係したアメリカ人の方々、すべての方々が「こんなに素晴らしい車はないよ!」と言っております。私もトラックに関しては多種乗ってまいりましたが、まあ間違いなくトータル性能ではNo.1でしょうね。
トヨタ=良い車・壊れない車・安心できる車と多くの方は仰られますが、乗った感覚がとても楽で心落ち着き疲れないという部分が大きいのではないでしょうか。きっとエンジン性能だけならタイタンの方が私はいいと思うし、エンジンの楽しさはシボレーがいいと思います。
スタイルについては、ダッジがやはり良いだろうし、安心感ならフォードが一枚上か?でもそのトータルとしてはやっぱりトヨタなんですよね、すべての平均以上では。

 タイタンをはじめて見たときにいろいろな所を操作して(シートなども)凄く日産はアメリカ市場の好みを研究したなぁと感心したものでした。今度はこの新型タンドラを隅々までみるとより研究している事が凄く分かります。
でも残念ながらシボレーやフォードが既にやってきた事の改良ということでもあるんですよね。それは同じものを作らせたら日本人が監督してやらせた方が良いもの出来ますよね。だからアメリカ人はより改良されたこのタンドラを見てそのソフトタッチのインパネなど繊細な作りに感動しているんでしょうね。
シボレーなんかいいアイデア出すのに作りが荒々しくて・・・またそれも好きですが。
 最大の売りの大きさは、日本では最大のデメリットであるこ車格は、日本の街中のスーパーなどは・・・無理ですね。だから逆に郊外のショッピングセンターによく行かれる方にはもうそりゃ最高の贅沢かな。楽しいでしょうね!


この大きさをなんとも感じない大きな心の日本人の方、ぜひ乗ってください、間違いはありません。
エンジンは5.7Lと4.7Lで迷うことと思います。実際日本でならば4.7Lで全然問題ないし、それだって凄いパワーです。でもこういう車は後で後悔したら何にもならないので、無駄でも欲しいならば5.7Lでしょうね。

 

第3回まとめ(個人的な見解話含む)

 大きさの問題さえクリアーできるのならば、すべての面で間違いなくこの車は所有する満足感を与えてくれるものでしょう。
トヨタ党のトラックシャーシー好きの方はまあランクルよりもこっちに眼を向けたほうが宜しいのではないでしょうか。
何処へ行っても目立ちますしね。

キャンパーのベース車としての性能は各部チェックしましたが相当な重さまで耐えられるシャーシーと思います(勿論許容荷重の範囲で)。この車を意識したJ-cabinFTLの販売も始まりましたのでぜひご検討いただければと思います。
やっぱりまだまだタンドラの快進撃は続きそうですね。でも今の私は大らかな気持ちになれるGMCやダッジなどにも惹かれているのは事実。

その理由はギリギリの所ですべてを保っている日本メーカーの思想と、余裕を考えすぎでしょっていうアメリカメーカーの差かな。

 

 

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