フロンティアのうんちく(第2回)~フロンティア購入への道標

2015年01月02日

フロンティアショートベットとロングベットとは?

 フロンティアクルーキャブ(日本で言うWキャブ)は当初2001年モデルまではショートベットのみの設定でした。
2002年からロングベットが追加設定されキングキャブ・クルーキャブショート・クルーキャブロングの3モデルでも体制となったのです。
確かにロングベットは約5.5mですので長く感じいます。しかし例えば日本で販売されていたプロシードなどよりはハンドルが切れます。もちろんショートベットは日本のWキャブと同じ大きさですのであくまで感覚的には日本のものと同じ。

 日本においてはどちらが使いやすいかは人それぞれあるのでしょうが、日常的な使い方では短い方が便利なのでしょうね。
しかしキャンパーを積載する前提ならばやはりロングベットの安定感はいいですね。もちろん日本でのダットサンとはフレームが違いますのでショートでも揺れ方が比較にならないほど違います。どちらにしましてもこの車だけで味わえる特別な感覚を持った車ですね。

 

フロンティアだから味わえる感覚?

 フロンティアを選ばれる方の共通した思いは、やはりそのスパルタンなイメージと2.5t以下のクラスでの一番のエンジン性能、日本にあったボディサイズかと思われます。
タンドラはもちろんいい車ではあるけど、毎日乗るにはやはり大きすぎる。でも非力な車はいやという方が多いですね。
タコマとの比較は必ずあるのでしょうが、費用対効果を考慮するとタコマは金額が高すぎます。とくにスーパーチャージャー車は特異な存在で、既にアメリカではプレミアムがつき出しました。まあ新車からのスーパーチャージャー付なんてこれしかないんだから当たり前かという感じですね。

2005年型はとても出来がいい車で間に合わない位人気のようですが、スパルタンなイメージはないので特に2004年最終型のS/CないしSVEのスーパーチャージャーが付いたがモデルの価格が上がってきたようです。まあ想像は出来た事態ですので、既にお持ちくださった方には特に大事にお乗りくだされば価値はそう落ちないものとなるのではないでしょうか。

 春の大阪のショーへ私がスーパーチャージャー車のフロンティアを運転していってきました。自制が効かなくなってしまうほどFun(楽しい)な感覚はこれほんとにトラック?という感じですね。タンドラはあくまでシルキーな滑らかなエンジンフィールですが、フロンティアは良い意味でも悪い意味でもほんと日産という感じ。
エンジンが重く感じるのですがそれを吹き飛ばしてしまうパワー感という感じかな。運転していての肉体的な楽さはタンドラにはかなわないでしょうが、精神的な高揚感というかワクワク感はフロンティアの勝ち。これが個性なのでしょうね。

 

現行型モデル情報

 市場には2005年モデル以降の車両が大分出回っております。それだけ新車が売れた証拠ですね。
価格は明らかにタコマよりはお買い特感がすごくあります。VQエンジンは信頼性が高く今日産の主流エンジンです。
2005年のフルモデルチェンジでエンジンは4L。日本にはないエンジンですね。いずれ日本でも採用してくると思われる世界的に日産でお勧めエンジンです。キングキャブは観音扉式の4ドアになりましたから使いやすさは向上していますね。
クルーキャブにはショートベットしか設定は今の所ないですが、いずれロングベットも設定が出てくるのではないかと思われます(タコマにはあるので対抗上出るに決まっている・・と思う)。

 

第2回まとめ(個人的な見解話含む)

 現行型でもクルーキャブロングベットがもう市場にも大分出回っていますのでそろそろお買い得に入手可能な時期です。
日本ではやはり横幅1900mm以内が運転しやすい。安定した走行の出来る荷台の1800mm以上ある車がいい。
家族には4ドアで5人の理がいいと考えるとタコマとフロンティアのクルーキャブロングベットがやはりベストか?
日本でも売ってくれるといいのですが現状不可能に近いのでご要望ある限り輸入していきたいと思っています。

 

 

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