第4回 ライター岩田のトラキャンライフ

2022年02月28日

 

ライター岩田のトラキャンライフ

 

第4回 ハイラックスのキャンピングカーベース車としての優位性

 

ミスティック製トラキャンのベース車両として、現行型ハイラックスがポピュラーになっています。

 

2017年に13年ぶりの国内復活を果たした新型ハイラックスは、現在日本の正規ディーラーで購入できる唯一のピックアップトラック。

 

全長5340mmのド迫力サイズ、スタイリッシュなデザイン、乗用車にも負けない充実装備、抜群の走破性などが幅広い層にウケて、とくにアウトドアフリークにとっては、実用性と個性を両立できる「憧れの1台」になっています。

 

かくいう筆者も、ハイラックスの魅力にとりつかれたユーザーの1人。キャブコンからトラキャンに乗り替えたのも、単に「トラキャンに乗りたかった」からではなく、「新型ハイラックスのトラキャンだから乗る!」という感覚でした。

 

 

迫力満点のCOOLなデザイン

 

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ハイラックスの最大の魅力は、とにかく「文句なしにカッコイイ!」こと。

 

キャンピングカーでは、1BOX車やキャブオーバータイプの貨物トラックがベース車の主流ですが、ハイラックスのCOOLなデザインはそれらのクルマとは一線を画します。何しろハイラックスは、20~30代の若いユーザーまでもが「カッコいい」という理由で乗り回すクルマ。それをキャンピングカーとして使用できるなんて、スタイルにこだわるクルマ好きにとってこれ以上の喜びはありません!

 

筆者がキャブコンからトラキャンに乗り替えたのも、ハイラックスのカッコよさに惹かれたのが大きな理由のひとつ。シェルを積載したトラキャンスタイルでも行く先々で「カッコいい」と褒められるし、シェルを降ろした普段乗りでも「特別なクルマに乗っている」「好きなクルマに乗っている」という満足感に浸れます。20代からアメ車をコロがしていた“クルマ馬鹿”の筆者がトラキャン乗りになったのは、「必然」と言えるかもしれません。

 

 

タイヤトラブルのリスクが少ない

 

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車重が重くタイヤへの負担が大きいキャブコンは、バーストのリスクが付きまといます。筆者もキャブコン時代に高速道路上でバーストを経験した1人なので、キャブコン時代の10年間は常にタイヤトラブルへの不安が頭から離れませんでした。

 

しかし、ハイラックスのトラキャンに乗り替えて、バーストの不安は一掃されました!

 

ハイラックスに純正装着されている極太&大径のオールテレーンタイヤは、ロードインデックス112(最大負荷能力1120kg)!

 

ちなみに、ハイエースの純正タイヤのロードインデックスは107/105で、シングルタイヤで使用する際の最大負荷能力は975kg。先代カムロードのロードインデックスは106で、シングルタイヤで使用する際の最大負荷能力は950kg。

 

それに対してハイラックスの純正タイヤは、1本あたり145~170kgものアドバンテージがあります。これは、タイヤ4本で計算すると、負荷能力に580~680kgもの余裕があるということ! しかも、普段は荷台のシェルを降ろしておけば、タイヤにかかる負担は通常のクルマと一緒になります。

 

「バーストの不安から解放されたこと」

 

それが、キャブコンからトラキャンに乗り替えてよかったことのひとつです!

 

 

最先端の安全サポートシステムを装備

 

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ハイラックスは1ナンバーの普通貨物車ですが、クルマとしての性能や装備は乗用車と同等か、それ以上です。

 

とくに、安全装備。搭載されているエアバッグの数は、ナント合計7個! しかも、自動ブレーキはもちろん、レーンディパーチャーアラート、クリアランスソナー&バックソナー、先行車発進告知機能、ロードサインアシストといった、最先端の安全サポートシステムも標準装備されています。

 

以前乗っていたキャブコンにはこうした装備がなかったので、「家族を乗せて、より安全に移動できる」ことがトラキャン乗り替えの大きな後押しになりました。

 

特筆すべきは、前車の速度に合わせて適切な車間距離をとりながら追従走行をしてくれる「レーダー追従式オートクルーズ」が装備されていること! 筆者の場合、東京から青森まで給油以外ノンストップで走行したり、1日で1000km近く走るケースもあるので、この機能によって長距離ドライブがかなりラクになりました。

 

 

どんなフィールドでも怖くない抜群の走破性

 

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ハイラックスは、世界中の過酷な現場で愛用されているタフなクルマ。路面状況によって切り替えできるパートタイム4WDシステムに、アクティブトラクションコントロールやオートLSD、リアデフロックなどが組み合わされ、悪路でも余裕で走破できます。

 

以前乗っていた2WDのキャブコンは、悪天候のキャンプ場や雪道で何度もスタックした経験がありましたが、ハイラックスのトラキャンに乗り替えてからそうした不安はなくなりました。岩ゴロの河原でも、雨上がりの草地でも、雪道でも、鼻歌交じりで安心してドライブできます。

 

愛車のハイラックストラキャンで雪中キャンプやスノーボードにも行きましたが、その安定感と走破性の高さは、思わず拍子抜けするほど。雪中キャンプに同行した2WDのキャブコン乗りの友人が、「ここ行けますかね?」「大丈夫ですかね?」と路面状況をしきりに気にしているのを見て、「ちょっと前までは自分もそうだったなぁ」と、改めてハイラックストラキャンの優位性を実感しました。

 

キャンピングカーの走行性能や移動時の快適性は、ベース車両に依存します。居住部分のシェルを荷物として積載するトラキャンでは、とくにその傾向が強く表れます。

 

「クルマとしての性能にこだわりたい」「カッコいいキャンピングカーに乗りたい」「より安全・快適に移動したい」。そこに強いこだわりを持つユーザーなら、ハイラックストラキャンという選択肢もアリですよ!

 

 

キャンピングカーライフ研究家/ライター 岩田一成

 

バンコン、キャブコンを乗り継ぎ、現在の愛車はSPL仕様のJ-CABIN HNを載せたハイラックストラキャン。 累積1000泊以上のキャンプ・クルマ旅の経験と、13年以上のキャンピングカー取材経験をベースに、雑誌、WEB、テレビなど様々な形でキャンピングカーの魅力を発信中!