リチウムイオンバッテリーの話

2019年10月11日
ミスティック佐藤です。 さて、当社で販売するバッテリー関連の大枠が決まりました! 容量は200Ah、リン酸鉄、BMS内蔵。 レジストロアウルに採用しているクレクールクーラーが26度設定で外気温が35度程度の日で約7時間回りました(アウルにての実証より)。 充電器は電菱版CX-1235。100V給電で空より約5.7時間で満充電まで引き上げます。 走行充電につきましては、未来舎のリチウムイオンバッテリー対応の走行充電器か、コスト重視で行くなら今まで通りのソリノイドスイッチを使ったものかの選択性とを考えています。 一つ目の課題は、車のエンジンをかけている時にリアのクーラーを使うかどうか。エンジンかけているのだから車のエアコンだけで良いならば問題ないのですが。 二つ目は、リチウムイオンバッテリーに走行充電をかける時にオルタネータよりの電気を昇圧して充電させるかどうか。理由はリチウムイオンバッテリーの推奨充電電圧が14.7Vなので、そこに合わすかです。安全パイは昇圧させないでオルタネータからの14v程度でバッテリーを90%程度までの充電で良しとするか、やはり頑張って100%を目指すか…(^^)。 ソリノイドスイッチが無難なのでしょうが、アイソレータはあるポイントに嵌ると壊れる可能性が出てきますので、アイソレータは避けると結論づけました。 何でもっと早くやらなかったんだ!とお叱りも受けるのですが、やってはいたのですが売って儲けをいただこうと思うほど良い周辺機器にも選択肢はなかったですし、電池本体のクオリティと価格のバランスも悪かったですしね。昨今はとても良くなってきました。 リチウムイオンバッテリー本体価格は200Ahで18万円(税別)。既存システムの場合変更内容をお任せいただけるのならば、100V外部入力充電器、専用走行充電器、取回し配線の適正化を合わせて再構築させて頂ければベストですね(^^)。 新車から取り入れるのでしたらご契約時にぜひご相談ください。