軽トラックにキャンパーを載せる?~乗車レポート~

2015年09月01日

この仕事を約20年やってきましてそれだけはやりたくないと思っていた事。

それはまさに軽トラにキャンパーを積載して販売することでした。
理由は・・・

 

・・・知らなかったからです。
 ここまで軽自動車が進化していた事を。

 

知ったふりをして実は知らないのに、そして

「軽トラなんかに載せたら車がつぶれてしまいますよ!
 フラフラして走らないだろうし、またあんな狭い空間で長時間走れないよ!」

と実際にやったこともないくせにただ憶測ですべてを悟っているような口をきいておりました。

そのころよくお電話などで
「軽トラックに積載できるキャンパーを作ってくれませんか?
 販売の予定はありませんか?」

と多くの方に問い合わせを頂いたものです。

今となっては誠に申し分けなかったと反省しております。
よく知らないで下手な事を言うものではないなと身にしみました。

でも相変わらず以前の私と同様に「軽トラなんて・・」と
知りたくもないような感じで仰る方は多いです。
現行の軽はとても良いのに・・・ね。

 

私は仕事柄色々な車に乗る機会があります。
バイクだって馬鹿みたいにたくさん乗ってます。

でもその多くの中でさえも軽トラックの面白さや現状のものの仕上がりの良さ、
軽トラの上級グレードの乗り心地のよさやエンジンの良さは特筆すべきものがあるのです。

もちろんローグレード軽トラは鉄板剥き出しだらけでシートはビニールの匂い満載です。

しかしハイゼットエクストラやサンバーSCなど豪華装備満載の車輌なら、
普通車から乗り換えたって何ら装備の差はないのです。

これだけ差が激しい車種も珍しいほどです。

ですからぜひ一度来社いただき各社の最新モデルや旧型モデルに触れて乗ってみてください。
きっと目からウロコとなりますから。

 


2013/5/11
ミニポップビーのリアのゲート周りやサイドアオリ。

miniPOP Bee
ここをなぜ残しているかの質問がありましたのでここでご説明いたします。

一番の理由は車枠の強度確保。ここがコーナーに残っているだけで、万が一の時にどれだけ乗員の安全を確保できるか・・・。サイドからや後ろ斜めからの衝突時にもあるかないかは大きな問題です。勿論デザインの観点からレトロ調を醸し出している点もあります。あえて残して安全及びデザインともの両立させております。
昨今キャンパーが増えてくればそれだけアクシデントも増加傾向。
何かあったときの安全性の確保は大きな問題です。
出来る事ならリア部にヒッチメンバーまで取り付けて、リアからの衝突への備えとより強度のアップをはかりたい事も正直あります(リアバンパー代わりとして)。
ですがそこまでやれば更なるコストのアップもお客様にお願いしないといけませんのでそれはお話してオプション扱い。
軽だってやることやればより上のレベルの安全性や走行安定性を確保できるのです。
デザインに主眼は置いておりますが、でもMinipopBeeはそこまで考慮してありますことをご理解ください。

 


 

2012/12/21
幕張のキャンピングカーショーに向け製作中の軽キャンパーのご紹介を致します。

 

まずはMinipopBee(ハイゼット)。
ダイハツより軽トラキャンパー向けにハイゼットキャンパーベース車をこの度供給いただけることとなりました。
この車輌をベースにMinipopBeeのハイゼットベース版を鋭意開発中です。
この車輌は標準でフロントシートがリクライニング致しますので身体の大きな方でも問題なくご使用いただけることとなります。
やっとといいますか、長く粘り強く交渉してきまして念願かないベース車として供給いただける事となりました。
心より関係各社の皆様にご協力及びご助力を頂いた事を感謝致しております。
外観に関してはお好みもあるでしょうからスズキキャリーとダイハツハイゼットとでお好みに合わせ選択いただければと思っております。
現在製作しているものは、キャンパーはシルバーバージョンを載せ精悍なイメージで製作を致しております。

 

次にワタビー。
2013年モデルをこれもまた現在コツコツ製作しています。
今までのものも根強いご支持はいただいておりますのでそれはそのバージョンとして残し、新たな形状のものを試行錯誤しております。
多種のお好みはあることは承知しておりますが、あくまで新しい何かを模索して作っていきたく思っています。
当社の熱意ある若手が色々試しながら基本を作っていますのでそれを見守りつつ、最後は皆で考えた新しきものをご提案していきたく思っています。

ますます充実していくミスティック軽キャンシリーズ、ご期待ください。

 


2011/6/14
軽車輌全般に言える事なんですが、ATとギア車がどれだけその走りに差があるのか?をお話したいと思います。
軽トラで例えばスバルサンバーのスーパーチャージャーであろうとも高速道路の坂ではオートマでは速度頭打ち(約70-80キロ)となります。
これがギアの車であれば加給器なしでもほぼ問題なく走ってしまう・・。
この差はとても大きくて、私も当初クリッパーキングキャブの4WDのATを新車で買って色々弄って考えられるすべてを施し乗りましたが、約1年たって走行距離約1,000㌔で売ってしまいました。
オートマだったため高速の坂では70キロ切り60キロになる事もありましたし、その上エンジンルームが下にあるのでステレオも幾ら上部へつけても高速道路で良い音出ないし・・。
結局現在はスバルサンバースーパーチャージャー5Fを買ってやっと普通の感覚で走れる形となりました(いつも展示用になってしまっていますが)。
走りはあくまで軽トラとしては別次元でサンバーのマフラー音がレーシングマシーンみたいな感じだから音に関しても文句はないですし。
もしスバルS/Cではないものでしたらその時にはアクティで足廻りをすべてやった5Fのものが良いと思います。
これはもうすべてが普通車レベルですから剛性感も軽トラのあの軟さはありませんし。

 

結局ベース車の差でその載せているキャンパーの評価も変わってしまう事も多いからやはり所詮車次第なのか?と思います。
今回は主観ばかり書きましたが、オートマに過大な期待は絶対に禁物です。
運転が楽になる事も街乗りではありますが、トータルで考えて絶対に私はギア車をお勧めします!
でもそれでも確かにオートマの魅力は大きいので後はご自身の判断でお決めください。
「キャンピングカーだからそんなに飛ばさない」

「元々速く走ることはしないから」

と多くの方は乗る前にはお話されますが、それは今時の普通車の走りを基準に仰ることと思われます。
スバルサンバーS/C5F、ホンダアクティ5Fがその今風の普通車(ビッツなど)のレベル。

あくまで普通の車のレベルと思っていただくのが間違いないと思います。それ以外は確実に走りは我慢・・・!

 


2010/4/2
アクティの試作強化コイルスプリングが出来上がってきました。約22%のバネレートアップなんですが、車高を標準と同じにするために全体の長さの調整や線径の調整も致しました。早速純正ショック、社外ショック両方にセットして試験走行を行いました。一般道をまず走り始めてその差は歴然。純正ショックにセットの方はしなやかさも残って楽な乗り心地ですね。社外ショックの方は速度を上げて行きたいような感覚にとらわれ、スポーツ走行したい!って感じでしょうか。でも特に突き上げるとかではないですからまあ言ってみればしっかりしたサンバー並みかな。
高速走行ではやはり社外ショックの独壇場。ですがもちろんアクティ用に作られたものではないので多少異音が出るのが現状残念。ですがここは検討をしてスペーサーなどで対策を施したいと思います。
さてここでお勧めの結論を出さねばなりません。

 

1、MiniPop及びJ-cabinMiniSを積載される方
純正のショック(ストラット)を使って強化スプリングをセットしてステアリングスタビライザーをセットするのがお勧めかなと思います(コスト的にも)。ですが多少高速走行でのふらつきは法定速度以上の速度域ではある程度はご容赦いただくと言うことで。

 

2、J-cabinMiniやその他キャンパーで荷物を多く載せる予定の方
社外のショック(ストラット)を使わせていただき強化スプリングをセットしてステアリングスタビライザーをセットするのがお勧めかなと思います。

上記は現在の最高を求めた結果と御考えいただき、ご予算に応じましてとりあえずスプリングだけ強化などでも法定速度内であれば良いかなとは思います。リアについてはまた別途のお話ですが、フロントに関しては最低限強化コイルスプリングの設置で、そこからはご予算に応じてより上のレベルを御求めの方にはということで結論付けたいと思います。
私なら??はい!もちろん2番ですね!アクティ5Fギア車+MiniPopで2番フロント足廻りならそりゃ追い越し車線を走って行けますから!では量産に入ります。

 


2010/3/13
新型アクティのコイルスプリングですが、仕様の最終の調整を行い発注致しました。今月末に試作品が出来上がり、テストをしていよいよ発売となります。バネレート、コイルの太さ、コイル全体の高さの決めは微妙ですよねぇ・・・。では後半月お待ちくださいませ!

 


2010/3/5
新型アクティのコイルスプリングについて標準的にはお勧めスプリングでいいと思いますが、強化仕様を作ってみようと研究しております。ちょっと硬くなってしまうかもしれませんがお好みで選択が可能なように・・・私の好みでは硬さや揺れの程度ではサンバー、車高は現状ノーマルのままというもの。また出来上がりましたら装着した感じを報告いたします。

 


2010/3/4
さてショックやコイルスプリングの研究のまかな所は進みましたが、大きな山場はやはりフロントスタビライザーです。どうしたってここは乗り越えなければならない場所。気合を入れて取り組みました。結果・・・やりました!!!出来ました。ホンダの部品を使いながらある部分加工もありましたが設置できました。そして早速高速走行・・・良い!とても良いです!一般的な乗用車にお乗りになってこられた方ならこれでもういいでしょう。ただし、ある程度攻めて走りたいならコイルスプリングの選定を換えれば更にフロントの前後運動を抑えられますからもっといけますけどね(でも硬くてシートに手を入れないと長距離は疲れるかな?)。
順序は・・1、スタビライザーを設置する。2、コイルスプリングを変更する。3、ショックアブソーバー交換する の順序で良いかなと思います(私はもちろん全部やりたいですけどね)。フロントの車高がお勧めパターンの場合は少し下がりますので後はお話してどんな感じがお好みかで決めていければと思っております。
ノーマルのままでは高速道路でキャンパーを載せてある程度の強風時に速度を上げていくと、横を大型トラックなどに追い越された時には左右の揺れがそれなりに出てしまいます。近距離や80キロ程度以下ならいいのでしょうが、性能が良いアクティなら長距離も行きたいですし、速度も上げて行きたいでしょう。そのような場合には是非足廻りのチューニングはお勧めですね。

 


2010/3/2
アクティのダンプなどの重過重用の車輌のフロントショック&コイルスプリングが強化するには素材的にいいのでは?とのヒントをいただいたもので早速調べて見ました。ですが残念ながらフロントに関しては通常のノーマル車輌と同一とのことが判明。駄目ですね・・・。でも更なる挑戦。形状が違う事はわかっているんですが、何かヒントがあるかもと旧型アクティに設置できるフロントスタビライザーのセット(もちろん他車の物援用)を発注して研究してみます。数日で入荷するとは思いますが、うまく一部でも使えればいいのですけどね。「風の強い日でもキャンパー積んで高速100㌔以上で楽に巡航」を目指して。今は90㌔巡航ならもう問題なしレベルですが・・・。

 


2010/2/25
アクティのフロントショックの続報です。実は先日決めたものを何度か試乗してみたのですがどうも満足し切れないので、ダンパー部とコイルスプリング部の別組み合わせや新たなものを探索しておりました。そしてついに「これだ!」と言うものを見つけました。やっと確定!でも結局アクティ純正のダンパーとコイルは使いませんでした(使えれば少しでも安く出来たのに・・)。街中優先ならアクティ純正でもまあ我慢は出来るのでしょうが、高速走行をしてみるとハンドルのブレが顕著なことと前後運動の柔さが気になってしまいます。今回組み合わせたものはその辺りの感覚が非常に良い感じで抑えられるものになりました。長距離走行もこれなら疲れずに行けますよ!!供給を開始いたします。

 


2010/2/19
アクティを幕張の展示会へ乗ってきまして、行ったメンバーで交代しながらその乗り心地を体験し皆の意見を聞いてみました。やはりフロントの改善がまずしなくてはいけないことだと一致。早速研究を始めてみました。フロントの足廻りの改善では、1ショックアブソーバーの変更 2コイルスプリングの巻数やばねレートの変更 3スタビライザーの追加 がまず思い浮かびます。スタビは援用できるものはなかなかありませんからまずはショックとコイルの変更で改善を試みます。テスト用で用意したものはコイルスプリング数種、ショックアブソーバー数種・・。色々な組み合わせで付けては走り、外して交換して別のものを付けては走りの繰り返し・・、ちょっとしたことで本当に変わりますよね。走り屋風なものもあるんですが、やはりそれなりにしなやかに乗り心地が良く、でもしっかりしている微妙な物が良いですね。車高などのバランスも考慮して決定いたしました(多分・・)。最終的には取り付け部の部品の最終決定をして供給をしていきたいと思います。でもノーマルに比べれば全然楽になりますよ!

 


2010/1/28
新型アクティの足廻り続報です。

新型アクティ!

積載キャンパーがMinipopの場合は、リアはリーフ増しとショックアブソーバー交換でおおよそ宜しいかと思います。
しかしこれがハードシェルのフル装備ならやはりティンバレンラバーサスも追加ですね。更にフロントショックにつきましては現在更に詰めを行っております。仕入れたショックではそのままの設置が難しいことが判明。加工して取付その結果で皆様方へのご紹介を行おうと思っております。画像はリーフを1枚増してショックアブソーバーの交換をした状態です。良い感じですね。


 

2010/1/19
新型アクティ入荷しました!さて早速足廻りをはじめ各部の調査です。
まずフロントとリアのショックアブソーバーにつきましては強化ショックの目星はつきました。
仕入れたものがピッタリ合いそうなのでOK。
リーフスプリング、ティンバレンラバーサスも大丈夫そうです。
ステレオについては買ったデモカーはSDXだったもので1スピーカーですのでこれも変更。

アクティのインターフェイス

2スピーカーにして2DINを入れる予定。早速メーター廻りをばらして、クラリオンを呼んで配線関係の適合確認を依頼。アンテナ線が今風ですね。
設置のためのアンカーなどをつけるボディ各部の強度確認も終わり数日でまずはノーマル状態でのキャンパー積載をしてみます。
その後考えられる最高レベルの足廻り強化をしてその差を実感して見ようと思います。
でもまあすべての部分がしっかり作ってありますねぇ、新型アクティ。

当社で一番身体の大きい芦澤が座ってもとっても楽そうな運転の姿勢、185cmの人が乗っても無理ないでしょうね。

185mmの男性が乗った様子。

さて更に開発を進めまた報告いたします。
(これだけ楽だとキングキャブやジャンボなどのキャビンを広げたものを選ばないでも・・・
との考えも出てきますね。
どこで線を引くかだなぁ・・・
でもクリッパーキングキャブは相変わらず私は好きですけどね)

 


2009/9/21
クリッパーキングキャブを新車で仕入れてより、足廻りについては研究を繰り返してきて現状これでいいだろうと思うレベルまで引き上げました。ですがこの車輌はいくら新車とはいえATなので動力性能に多少不満があります。この車輌に載せる予定のJ-cabinMiniSFC(ショート・ファクトリーカスタム)のキャンパーも徐々に仕上がってきましたので、そろそろもう少し走りやすく仕上げてやろうと思います。まあやはり基本のマフラー・プラグから始めます。後日結果報告いたします。

 


2009/9/13
・スバルサンバーのマイナーチェンジ
サンバーのフロントボンネットの変更になったモデルが新発売されました。前面衝突の強度アップが目的で鉄板強度を上げたものに変更されたとのことです。顔つきは変わりましたが基本性能はなにも変わっておりませんので、相変わらずの俊足でベース車にはナンバー1性能ですね。でも・・・前の顔の方がいいって言う声が多いのは事実・・。

・12月にアクティのフルモデルチェンジがあります。今回はフロントタイヤが後ろ側に下がり、サンバーのように乗車時の足元の広さが確保されます。ホイールベースが短くなりますのでより小回りが効く様になり、細い道でも軽快に走れるようになります。現行モデルがあまりの不人気のためその理由部分がすべて改善されたようです(運転席がクラスナンバー1の狭さ、ホイールベースが長かったため小回りが効かない)。高速道路を走っていくにはホイールベースは長い方が直進安定性は良いのですが軽トラですので小回りが効かなかったのが最大の問題点だったようですね。
前モデルではぶっちぎりのナンバー1販売モデルだったことを考えると今回は原点に帰るモデルチェンジのようですね。楽しみですね。

 


2009/4/19
ここまで色々な軽トラにキャンパーを載せて全国あちこち展示会やら試しの長距離走など走ってきまして、個人的にクリッパーキングキャブが私には一番あっているなと思っております。キャンパー部は多少狭まりますが、基本的に楽に寝れて寒く暑くなく水はいらない私には十分な広さですし、クリッパーのキャンパーを載せた時の高性能ぶり(多少フロントエンジンなので騒音はするけど)はサンバーと双璧でした。サンバーS/Cももちろん最高の走りを提供してくれますが、やはりドライバー席や助手席に普通車並みの広さを確保してくれるキングキャブの広さはとても楽で、クリッパー(ミニキャブ)の熟成された高剛性フレーム&ボディがとても安心感を与えてくれるのです。ハイゼットジャンボは素敵な車ですが、どうも私にはとても高い技術を持っていてもっと快適な軽トラを作れるはずなのにこの程度で十分でしょうと作らない大メーカーの子会社の姿勢が気に入りません。まあそれはさておき、ハイゼットジャンボも多少の軋みを覚悟すれば車輌のみではとても快適な車輌ですし、候補である事は間違いないですね。こんなに選択肢がある軽トラ、良いですねぇ。

 


2009/3/14
旧規格の軽自動車に積載可能か?とご質問をよく受けます。旧規格にあわせたものも製作は可能ですがその車輌を下に出し新規格の中古を探せば小額の追い金で変更でしますので新規格のものをやはりお勧め致しております。私が軽トラキャンパーをやらなかったり理由はまさにここで、強度の問題・エンジンパワーの問題・運転席の広さの問題と問題点が改善されているのですからやっぱり平成11年以降の変更されたトラックの方が良いと思います。
クリッパー&ミニキャブのフロントスタビライザーですが、2WDと比較しまして4WD車への設置は組み込むために事前にはずさなくてはならないパーツがとても多く、大分手間がかかる事が分かりました。残念ながら約3万円割高となってしまいます。でもあるとないとでは高速走行時に大分違いますのでご容赦ください。

 


2009/3/7
研究を重ねておりました「クリッパー&ミニキャブ」のフロントスタビライザーがやっと完成いたしました。これで現行の軽トラックすべてのフロントハンドルの振れを抑えるスタビライザーオプション設定は完了しました。
早速走行試験を致しましたが、設置前の軽トラ特有のバタツキ感は消えワゴン車並み以上のハンドルの揺れとなっております。他の車種に比較して(サンバー除く)ノーマルのままでも高速道路などでは安定して走れはするのですが、でもやはりより上のレベルを目指して研究いたしました。基本的には三菱の純正パーツをある部分使いますが、でもそのままではこの車には着きませんのでそれなりの加工はいたしております。軽トラックは高速走行などはサンバー以外の車種ではあまり考えて作られていりませんから、やはりそれなりの補強は必要ですね。
何度も申し上げておりますが・・・キャンピングカーはそのままではやはりまともには走りません。それなりの足廻りの強化はどのレベルでご満足されるかにもよりますが間違いなく必要ですね。

 


2008/12/19
サンバーにティンバレンラバーサスを取付試走しました。すご!何だこれと言うほどの走りです。リア部の強度がものすごく上がって、本来フロントがとてもしっかりしているはずのサンバーのフロントの操舵感が柔く感じてしまうほどです。これほどの強度が出せればそこそこ荷物を載せても全然問題ないですね。まあただ多少の改良は必要ですが、それでもこれを完成させればこの組み合わせはやはりベスト!のものになりますね。それにしても良い感じの乗り心地でした。軽じゃないみたいですよ。


2008/12/14
当社軽トラキャンパーは基本的に2人乗りですので、家族で行動するためのキャンピングカーとしては積載の形では考えておりません。
一番のターゲットを1-2人の近距離ツアラー、小経費で最大のパフォーマンスと言う方々、私のような子供も大きくなってなかなか家族全員で出かけられなくなった方々を考えていますので、その方々のために何時が必要か?で製作しております。
家族4人とかで軽キャンパーで出かけるのは根本的に無理があると考えますから、そういう方にはバンコンやキャブコンなど大人数が乗れるものを検討された方が良いでしょうね。
ただなんでも良いから寝れる形が取れれば・・・それは必ず疲れがでて直ぐに改善を考えるでしょう。
ですから寝る広さの最低限この程度は・・・と考える空間と、暖房・冷房をオプションですが用意して選択可能といたしました。
安かろう悪かろう、あとは自分で作れ!は簡単ですが、人生進んで行って酸いも甘いも経験すれば結局かかる経費は自分に跳ね返る事を理解されるでしょう。
また床に寝るは安上がりでしょうが、やはり床からのエンジン熱と逆の冷却効果で、床が上げてある場合と比較すれば寒暖が結構厳しくなる事は周知の通りです。
色々研究の成果がJ-cabinMiniなのですが、なかなか理解されるには時間が必要でしょうね。
トラキャンが寒暖に特に強い事はオーナーの方々しか分からないでしょうが、それは軽トラキャンパーにも受け継がれていますので一助体験いただければなぁと常々思っております。